そごう・西武、飲食フロアの収益改善へ

ランチに依存しがちだった収益構造を見直してディナーの強化を図り、フロア全体の売り上げアップを目指す。6月2日にフロアを新装する西武池袋本店では、季節ごとに店を変える区画を設けるなど百貨店初の試みも実施。「女子会」などの宴会需要を取り込む考え。外食では、ファストフードなどを除いてランチよりもディナーの方がメニュー単価は高く、同じ集客数なら夕方以降の方が収益性は高い。

百貨店の飲食フロアは買い物ついでのランチや休憩での利用が多く、ランチの売上比率が高いケースが多い。このため、飲食フロアの売り上げ向上にはディナー対応の強化が不可欠と判断。西武池袋本店ではディナーの売上高比率は売上高全体の45%どまりだが、50%以上に引き上げる。新装する西武池袋本店の飲食フロア「ダイニングパーク池袋」では人気シェフ、落合務のイタリアンレストラン「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」など、百貨店初出店の10店をそろえ、気候や流行に応じて季節替わりで新店を誘致する区画も創設。第1弾として沖縄レストランを配置、夏需要を狙う。フロア全体の初年度売上高は新装前と比べ40%増の約50億円を見込む。



Posted by yuka123 at 15:27│Comments(0)
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